50代【夫婦の趣味】好みが合わないなら一緒に?それとも別々に?

趣味・旅行
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定年後は夫婦2人で過ごす時間が圧倒的に増えますから、50代の今から【一緒の趣味】を持った方が良いのかな?と疑問に思われる方も多いことでしょう。

ネットで【夫婦円満の秘訣】と検索すると「共通の趣味を持ちましょう」というアドバイスをしている記事は珍しくありませんね。

そこで次のように思われる方もおられるかもしれません。

  • 夫婦は必ず一緒の趣味を持たなければいけないの?
  • 夫婦仲は悪くないのだけどなぜか趣味だけは合わないの
  • 一緒の趣味を持ちたいのだけど始める時に気をつけることは?

結論から言いますと夫婦一緒の趣味は望ましいが、別々でも大丈夫です。

少し歯切れの悪い結論ですが、なぜそう言えるのかを一緒に考えていきましょう。

この記事で学べること
  • 一緒の趣味を持つメリット・デメリット
  • 好みが合わずに一緒の趣味がなくても夫婦円満でいられる?
  • 趣味が夫婦関係の危機を招く場合

私たち夫婦も30年一緒に暮らして私の【趣味】のせいで結婚生活最大の危機を招いたことがありました。

その経験談も交えながら話していきたいと思います。

ほんとの犬
ほんとの犬

この記事を読んで頂きたいのは

  • 夫婦で一緒の趣味を持ちたいけど好みが違うからどうしようと思っている方
  • 今夫婦共通の趣味がないので老後大丈夫なのかと不安に感じている方
  • パートナーの趣味のせいで不安を感じている方

ぜひ最後までご覧ください。

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夫婦一緒の趣味は円満な関係の役に立つ

ショウワイヌ
ショウワイヌ

僕たち一緒の趣味は旅行かな?

主に近場の旅行が多いけど温泉は最高だよね

ショウワネコ 
ショウワネコ 

そうね

旅行先では私の趣味である御朱印を頂くために神社仏閣に行くようになったわね

ショウワイヌ 
ショウワイヌ 

最初は「え~神社に行くの?」って思っていたけど参拝すると心が洗われるし、なんだか楽しいと思えるようになったよ

ショウワネコ 
ショウワネコ 

食べることしか興味がないと思ったけど神社でも楽しんでいたのね!

50代で一緒の趣味を持つメリットは多い

50代になると子育ても一段落して互いのことを考える余裕が出てきます。

経済的な余裕についてはそれぞれの事情で異なると思いますが、これからの長い人生に向き合わなくてはならないのはどの夫婦も同じですね。特に定年を迎えて夫も妻も完全にリタイヤしてからは、夫婦だけの時間がほとんどになると思います。

中には両親の介護で大変な方もおられるでしょう。それでも生活の中心は夫婦の関係ですから2人が仲良く暮らしていけるのが理想と言えるでしょう。毎日の生活で朝起きて食事、昼食、夕食そして就寝をただ繰り返しているのでは何とも味気ないですよね。

そこで共通の趣味を持っていれば程よいエッセンスとなって生活に彩りを添えてくれます。

一緒にできる趣味にはどんなものがあるでしょうか?

  • 一緒にテレビ・DVD、ビデオなどの視聴をする
  • 日帰りでドライブ
  • 近所の公園でウォーキング
  • 共に読書の時間を持つ

えっこんな簡単なことで良いの?と思われたでしょうか。

大切なのは「何をするか」ではなく「一緒に何かをする」ことです。

夫婦が一緒に何かに取り組むとどんなメリットがあるのでしょうか。

メリット
  • 共通の話題ができるので会話がスムーズになる
  • 互いの知らなかった一面を発見して愛情や尊敬の気持ちが強くなる
  • 夫婦で同じ方向を向いているので一体感・連帯感が増して絆が深まる

共通の趣味を持つことにはたくさんのメリットがありそうですね。

これから一緒の趣味を始めたい皆さんには50代におすすめの趣味3選が下の記事にありますのでぜひご覧ください。

一方で共通の趣味にはデメリットもあるのです。

50代夫婦の一緒の趣味にはデメリットもある

いやいやしょうわいぬさん夫婦で同じ趣味をするのにデメリットはないでしょう。と思われたでしょうか。

実は夫婦それぞれの性格が違いますから、自己主張が強すぎるパートナーは趣味を楽しいものから苦痛に変えてしまう場合があるのです。

例えば旅行に行く場合こだわりの強すぎる夫が旅先のサービスや食事について、口を開くたびに厳しい意見や不満を言っているなら、妻は楽しむどころか早く帰りたいと思うかもしれません。

また夫が妻から料理を習いたいと思っても、上手にできない夫にいら立って優しく教えられないなら二度と一緒に料理したくないと感じることでしょう。

ここでも大切なのは趣味が「上手になること」ではなく「一緒に成長すること」です。

本質を忘れてしまうと一緒の趣味を持つ意味がなくなってしまいます。

デメリット
  • 感性の違いから一緒に同じことをしていても楽しめない
  • 同じ趣味でも習熟度成長の速度が違うので2人の関係が崩れてしまう
  • 片方が上達が早いと楽しむ同士ではなく師弟の関係になりがち

一緒の趣味のデメリットな部分を考えましたがそもそも共通の趣味がない場合はどうでしょうか?

夫婦の趣味は好みが合わなくても円満でいられる?

夫婦の好みが合わない場合

人の趣味はそれぞれですから夫婦とはいえ必ずしも同じではありません。例えばこんな夫婦もいるかもしれません。

趣味のジャンル  夫の好み    妻の好み    
外食居酒屋   お洒落なカフェ  
音楽洋楽Kポップ
スポーツ観戦サッカーバレーボール
アウトドア釣りキャンプ
カラオケ演歌アイドル
体を動かすウォーキングヨガ
旅行温泉巡り美術館巡り

ちょっと書き出して見ただけでも本当に好みの違いは出ますね。

ただ一緒の趣味がないからと言ってその夫婦の仲が悪いということではないでしょう。

もしかすると若い頃に一緒の趣味にチャレンジして、今は別々の趣味をそれぞれが楽しむ方がより2人に合っていることに気づいたのかもしれません。

50代夫婦の中には子供が巣立って広くなった家にそれぞれの部屋を持ち、主に趣味は個別の部屋で楽しみ、食事や家事などは一緒に行うというスタイルの方々もおられることでしょう。

適度の距離をもって過ごす2人の時間もまた素敵なものだと思います。

夫婦の趣味が合わない時無理に一緒にすることはない

夫婦関係を円満にするためと考えて合わない趣味を無理に一緒にするのはどうでしょうか。それこそ逆効果で関係を悪くしかねません。

互いにストレスを抱えてしまいますね。

ただ夫婦別々の趣味を楽しむためには2つの大切な要素があります。

そのひとつが次のポイントです。

ポイント①

夫婦別々の趣味を楽しむ場合は生活上のルールを決めること

2人がそれぞれの趣味に没頭するようになると交流する人たち、友人たちも変わって来るでしょう。趣味に夢中になればなるほど夫婦別々の世界が広がって行きます。

そのことがきっかけで夫婦の距離が出来てしまったり溝が深まるようでは本末転倒ですね。

そこで最低限の生活ルールをお互いに持つことは大切です。夫婦で良く話し合い2人の生活にふさわしい約束事を決めてみましょう。

例えば次のようなルールです。

夫婦のルール
  • 趣味で数日出掛けることがあるなら必ず一日に一回は連絡を入れる
  • 家での趣味であれば食事は出来るだけ一緒に
  • 会話がおろそかにならないように夫婦の時間を設ける

夫婦によってルールは異なると思いますが、夫も妻も納得する約束を決めるなら2人の生活は一層豊かなものになるでしょう。

そして大切なもうひとつの要素が

ポイント②

パートナーの趣味を馬鹿にしたり見下したりしないこと

人は自分と違う性格の人を見下したりしませんが、こと趣味に関しては馬鹿にする言葉を聞くことがありますね。

「〇〇のどこが面白いのかね~」「●●に夢中らしいよ~」「暇だからできる趣味だよね」

皆さんもお聞きになったことがあるでしょう。

自分の趣味を批評されるのをほとんどの人が嫌がるのではないでしょうか。

ではなおさらパートナーの趣味については暖かい視線で見守り、時には興味を持って質問をしてみましょう。別々の趣味でも良好な夫婦関係を保っていけると思います。

一方で夫婦関係の危機を招く可能性がある趣味も存在します。

相手の趣味に不安を感じる場合

ショウワイヌ 
ショウワイヌ 

若い頃パチンコに夢中になっていて夫婦の危機を招いてしまったね

ショウワネコ
ショウワネコ

そうね~

仕事が終わっても中々帰ってこないから心配したわ

ショウワイヌ 
ショウワイヌ 

今考えるとあれは完全に趣味の範囲を超えていたね

ショウワネコ 
ショウワネコ 

趣味は生活を豊かにするためのもの

生活を壊すためのものではないわね~

趣味で夫婦関係が破綻する⁉

趣味の中でもギャンブル系飲み遊び系は夫婦間のトラブルになる可能性が高いですね。

最悪別居や離婚の原因になりかねません。

私自身もパチンコにはまっている時期があってとても趣味といえるレベルではありませんでした。子育てで大変な時期だったのに妻には本当に迷惑を掛けていました。

現在パチンコはやっていません。妻しょうわねこのお陰でキッパリ止めることができました。

ただ中には普通の趣味でもパートナーに不安を抱かせる場合があります。

例えば次のようなケースが考えられます。

  • 趣味にお金が掛かり過ぎる
  • 趣味によって過度に他の異性と親しくなる
  • 趣味のせいで家庭や仕事に支障が出る

趣味で家計が圧迫されるようでは仕方ないですね。

もしパートナーの趣味に不安を感じているならどうしたら良いでしょうか?

趣味が夫婦関係を不安にさせていることを話し合う

リラックスした雰囲気で話し合う夫婦

たかが趣味だと思うかもしれませんが、趣味についての話し合いは難しくなりがちですね。

なぜなら趣味は他人には触れてほしくない領域だからです。

話し合いをする上でのいくつかの大切なポイントがあります。

話し合いのポイント
  • 相手の趣味を全否定しない
  • パートナーの趣味が自分を不安にさせることを率直に伝える
  • 趣味の規模を縮小してもらうか止めてもらうか自分の希望を伝え判断を任せる

私の場合は妻からパチンコを止めて欲しいとは言われませんでした。おそらく当時は趣味らしい趣味も他になかったので気の毒に思ったのかもしれません。

ただ自分でもどうにかしなくてはと考えていたタイミングだったので、感情的にならずに話し合いができたのだと思います。また妻が体調を崩していたのでそのことも大きかったと。

趣味を止めずに縮小するという選択肢もありましたが、自分の性格上のめりこむタイプなので止める道を選びました。

今思い返してみると趣味はあくまでも趣味であって人生を楽しむためのエッセンスに過ぎないのです。

何よりも趣味を第一にすることを正当化したり、嘘をつくようになったら危険な領域だと言えます。

夫婦関係を本当に真剣に考えるなら趣味を一番にする理由はどこにもないでしょう。

まとめの話

50代の夫婦で趣味は一緒が良いのか、別々が良いのかを考えて来ました。

結論としてはどちらにもメリット・デメリットがあると言うことが分かります。

一緒に楽しむメリットは夫婦が一層親しくなることです。

大切なのは「何をするか」ではなく「一緒に何かをする」でしたね。

またデメリットとしては趣味で師弟のような関係になること

これは目標が「上手になること」ではなく「一緒に成長すること」になれば解決します。

また共通の趣味がない場合でも「夫婦のルール」を決めることで、適度な距離を取りながら楽しむことが出来るでしょう。

その時に気を付けたいのが会話がおろそかにならないように夫婦の時間を取ることですね。

また相手の趣味に不安を感じるようであれば率直に話し合うことが大切です。

ただ趣味の話は感情的になりがちなので相手の趣味を全否定せずに、自分が不安を感じているのだと率直に伝えましょう。

今日は夫婦の趣味について考えましたが、長い老後を目標を持って生きて行くためにはどうしても必要なものです。

趣味を一緒に楽しむにしても、別々に楽しむにしても大切なのはあくまでも趣味は趣味であって人生を楽しむエッセンスであると言うことです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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