皆さんは「長年夫婦を続けているとほとんど会話がない」という悩みをもっていませんか。
中には「会話がない夫婦は珍しくないし、2人が自然体でいるならいいじゃないか」という人もいますね。
ただこの意見に対して疑問を持つ方もいると思います。
私、管理人のしょうわいぬもその一人です。
せっかく愛し合って結婚した2人なのに、日々の会話もないのはいかがでしょうか。
時には時間を忘れて語り合ったり、冗談を言って笑い合ったり
新婚時代のような気持ちを思い出したくないですか。
もう一度仲の良い夫婦になりたいとは思いませんか。
「そうしたい気持ちはあるけど何を話したらいいのか・・・」と思われるでしょうか。
結論から申し上げますと「夫婦の会話で何を話せばよいのか分からない」という疑問の答えは3つあります。
「いやいやしょうわいぬさん、それは当たり前でしょ」という声が聞こえそうですが、それぞれが会話のきっかけにとても有効なので掘り下げていきましょう。
この記事を読んで頂きたいのは
- 最近、会話が少なくなったことが気がかりな方
- 夫婦の間で大切な話ができず何を話したらよいかわからない方
- 夫婦の気持ちが通じ合っていることを会話で確かめたい方
私たち夫婦の体験も交えて記事を書いていますので最後までぜひご覧ください。
しょうわいぬ夫婦の詳しいプロフィールはクリックでご覧いただけます。
夫婦の会話がないなら【過去の話】をすべき理由
過去の話は男の僕としては苦手だな~
一般的に女性の方が過去のことを鮮明に覚えていると言われているわね
あまり思い出したくない思い出も多いんだけど・・・
あなたが考えているほど過去にこだわっていないわ
むしろ良い思い出もたくさんあって幸せな気持ちになるわよ
過去の話は夫婦共有の財産
結婚生活の年月を重ねれば、多くの思い出があります。
楽しかったこと、嬉しかったこと
中には辛い記憶やネガティブな思い出もあったでしょう。
一つ一つの過去が夫婦に会話のきっかけを与えますね。
パートナーともう一度、昔のように話したいのであれば、過去の楽しかった思い出を語り合うのはどうでしょう。
夫婦で力を合わせて頑張ってきた思い出は誰にでもありますね。子育てや子供の部活動、節約して家を新築したかもしれません。病気や怪我の時に支え合った記憶もあるでしょう。
昔の写真を見せて覚えているか尋ねてみてください。そこから話が盛り上がるかもしれませんね。
またクローゼットを整理して見つけた、思い出の服や小物で語り合いましょう。
この時には一つ注意が必要です。
これは会話する上で本当に大切なことです。
なぜなら過去の思い出を共有して2人の心を一つにするのが目的なのに、真逆の方向に話が進んでしまうからですね。
記憶は上書きされている場合がある
夫婦2人だけの思い出も多いので記憶が曖昧なことも珍しくないでしょう。
夫「あの時の旅行の昼食はパスタだった。美味しかったよね」
妻「いいえ。パスタは違う旅行のときよ。ラーメン屋に入ったのよ」
夫「そうだっけ・・・」
妻「絶対にそうよ。忘れちゃったの、何にも覚えてないのね」
これでは会話を続ける気がなくなってしまいます。
むしろパートナーは会話を避けるようになるかもしれませんね。
相手に対する優しい気持ちがあれば穏やかな態度で【夫婦共有の財産】である思い出を上手に使って会話を始めるきっかけにできるでしょう。
夫婦の会話がないなら【現在進行中の話】をするのが役に立つ
夫婦の会話がないとお互いが何に興味を持っているか分からなくなっちゃうね
以前あなたはFMラジオに夢中になっていたわね
良く話してくれたから私も聞くようになって新しい曲なんかを覚えたわ
そうなんだけど・・・
最近は某国営放送のニュースしか聞いてないんだよね
あらま!
すっかり円熟しちゃったのね~
※某国営放送しか聞かない方(自分を含め)悪しからず。
互いの近況を伝えあうなら共通の話題になる
互いに時間を作り軽い散歩をしながら近況を語り合いましょう。
今何に興味を持っているか、新しい情報を知っているか、など色々な話題に困りませんよね。
人は今という時間の中を生きていても明日には新しい自分になるのですから、パートナーも常にアップデートされているはずです。
パートナーにもっと興味を持ちましょう。
あなたは自分の夫、あるいは妻が、今何に夢中になっているか答えることができますか。
予想もしなかった答えが返ってくるかもしれませんよ。
妻のしょうわねこは最近【動画配信サービス】いわゆる【VOD】の少し前に流行った韓国ドラマ「愛の不時着」に夢中でタブレットを見て涙を流していました。今は「梨泰院クラス」「イカゲーム」などを楽しんでいますよ。
50代におすすめのVODは下の記事にありますので夫婦の会話を始めるきっかけになりますよ。
ここでも気を付けるべきポイントがあります。
会話を続けたいのであれば相手に寄り添う気持ちを常に持ちましょう。
こう言うと何か夫婦の会話なのに窮屈だな~と思われるでしょうか。
夫婦であっても会話に気遣いが必要
人は生まれ持った性格や育った環境の違いで様々な人格を持っています。
その人格と人格の融合が結婚であり、夫婦であることなんですね。
当然夫婦と言っても他人であり独自の個性がありますから、会話においても余り話を聞かない人や、とにかく反論したくなる人、言葉がきつい人などがいることでしょう。
そこで互いに寄り添って会話するには気遣いや、相手の嫌いな言い方を慎むことが必要になるのです。
皆さんは男性が女性を「おうっ」「おい」などと呼ぶ姿を見かけたことはありませんか。
比較的年配の方に多いですが、奥さんに対して見下すような態度は見ていて気持ちの良いものではありませんね。
その人の人格そのものを否定するのも夫婦の会話にありがちな間違いです。
また身体的な特徴を取り上げて侮蔑的な言葉を使う人もいます。
「親しき中にも礼儀あり」と言いますが、まず自分の一番親しい人にも礼儀を尽くしたいものですね。
【将来の話】をすることは会話の無い夫婦に役立つ
50代でも将来の夢を持つのは大切だよね
私はハワイに行って英語で会話するのが夢なの
僕も参加させてもらえるのかな?
2人の旅費を準備してくれたら連れて行ってあげるわ
定年前の夫婦は話し合うべきことがたくさんある
50代夫婦には話し合うべきたくさんのことがあります。
- 老後の生活資金は十分か
- 健康面で互いに不安はないか
- 一緒の趣味を持つべきか
夫婦それぞれの親が健在なら【親との同居】の話が話題の中心になるかもしれません。
場合によっては差し迫った問題になっている方もおられるでしょう。
具体的な【親との同居】の問題については別の記事で解説していますので、ぜひご覧になって夫婦の会話に役立てて頂きたいと思います。
将来の夢や目標の話も大切な夫婦の会話になりますね。
未来は漠然としていても必ずやってきますから具体的な話をするのが大事です。
私たち夫婦の目標は「ハワイ旅行に行く」という小さなものですが、目的がはっきりしていると会話も容易になるでしょう。
そのために具体的な準備が必要です。
夫婦で共通の目標を持つなら会話に困ることはありませんね。
あなたはどんな夢を持っているでしょうか。
夫婦で楽しみたいですか。
その時あなたの隣にはパートナーがいるのでしょうか。
ただ会話をすれば良いわけではない
夫婦の会話は生活の潤滑油
上手に会話するのが得意な人、苦手な人がいますから一概に会話の量で夫婦仲を計ることはできません。
会話が大切な理由は話す内容だけではないのですね。
会話によって夫婦の信頼度が増しその後の生活を過ごしやすくするのです。
会話とスキンシップは夫婦関係が円満になるための両輪と言えますね。
夫婦のスキンシップは会話以上に難しいと感じているなら、下の記事からスキンシップの具体的な方法や効果を知ることができます。
会話するきっかけを敏感にとらえる
あなたが夫婦関係を良くしたいと願っているなら、会話のきっかけを敏感に捉え常にアンテナを張るべきです。
パートナーの素振りや表情から考えていることや感情を汲み取りましょう。
私もそうですが男性は女性の言葉に出さない感情を理解するのが苦手です。
なぜ苛立っているのか、元気がないのか、理解できないことが多々ありますね。
パートナーに今以上の関心を持つことが出来れば、会話のきっかけを探すことは難しくないでしょう。
会話のない夫婦が「会話のために時間を作る」ことの大切さについては下の記事をご覧ください。
まとめの話
「夫婦の会話がない」「何を話したら良いかわからない」時にどうすれば良いでしょうか。
【過去】【進行形の現在】【将来】の時系列に沿って話題を考えることは有効
【過去】には夫婦だけの共通の思い出があります。
【進行形の現在】ではパートナーが今、何を思い何に関心があるかを話題にできました。
【将来】については生活の話だけではなく「夢」を語り合うことも夫婦を近づけますね。
パートナーの人格を否定したり、興味を持っている話題を見下したりしない
会話の中で相手を見下すと話が続かないどころか、二度と話し合いたくないと思うでしょう。
夫婦の会話はただすれば良いのではなく、生活に潤いを与える役割を果たすので質も重要です。
会話のきっかけを探しているならパートナーに今以上の関心を払うことも大切ですね。
皆さんがこの記事を参考にして昨日より少しでも距離が近い夫婦関係になれるなら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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